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筑波山の植物調査&観察会実施報告

1. 実施日:2021年4月10日(土)天気:晴れ

2. 時間:9:00〜15:00

3. 参加会員:7名

4. 観察コース:つつじヶ丘〜おたつ石コースで女体山。下山で筑波高原キャンプ場にて昼食後、林道〜広根場林道を抜け「つつじヶ丘」に戻る。

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参加した皆さん

今回はコロナ禍のため、一般向け観察会は中止とし、会員の植物観察会としました。

当日は晴天の中、つつじヶ丘から山頂へ開花を確認しながらゆっくり登りました。登山者は予想より少なめでしたので、ゆっくり開花など観察しながら探し、山頂へ向かい、到着するとやはり登山や観光客で山頂付近は多くなっていましたが昼前のため、裏筑波へ下り、途中カタクリなどスプリングエフェメラルを観察しながらキャンプ場にて昼食。その後、駐車場下の林内と林道を歩き、数年通行止めになっていた土俵場付近ではエンレイソウやヤマエンゴサクの群落の花が満開でした。今年のカタクリ開花は早く過ぎました。

その後は一路、林道を歩きながら、広根場林道経由で「つつじヶ丘」に到着、終了。

縦走路から分かれ、分岐を茗荷方面へ進む。ここに「ヤマモミジ」と名札のつけられた1本の木があった。私は、以前からイロハモミジと、日本海側に多いヤマモミジの違いを確認したい思いがあった。

ここで、会員の一人が大子の植物に詳しい知人と連絡を取り合い、八溝山にはヤマモミジはないという話を聞いた。しかし、奧久慈植物研究友の会長 小室健氏の書かれた「奥久慈の植物と自然」では「八溝山の植物」の項目でヤマモミジの自生が書かれている。 図鑑などで調べると、イロハモミジとヤマモミジの決定的な違いは確認できない。そのよう ななかでも、葉柄や果実の様子などで、探し当てることはできるかもしれない。 これからのお楽しみとしよう。

◎観察した主な植物(開花中の主な植物名)

ナズナ、マルバコンロンソウ、センボンヤリ、チゴユリ、ミヤマカタバミ、ハルトラノオ、ユリワサビ、セントウソウ、ニリンソウ、モミジイチゴ、ミヤマハコベ、アズマイチゲ、ツクバキンモンソウ、ミヤマシキミ、ワチガイソウ、ヒナワチガイソウ、ジュウニヒトエ、ニガイチゴ、ヒトリシズカ、ユキザサ、カンスゲ、エンレイソウ、ホウチャクソウ、アブラチャン、キブシ、トウダイグサ、トウゴクサバノオ、ネコノメソウ、イワボタン、キクザキイチゲ、ヤマエンゴサク、コケリンドウ、キランソウ、カテンソウ、クサボケ、(アオイスミレ、タチツボスミレ、スミレ、ノジスミレ、ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ、スルガモミジバスミレ、フモトスミレ、フイリフモトスミレ、ニョイスミレ)、アオキ、ナツトウダイ、ミミガタテンナンショウ
49種他(内スミレ約10種)

(文:山口)

最終更新日:2023年3月1日
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