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冬の野鳥観察会実施報告

1.実施時期:平成25年12月15日(日) 9時00分〜12時10分

2.場所:笠間市・飯田ダム(笠間湖)

3.天気:晴れ 7℃

4.参加人数:22名

・日本野鳥の会・茨城県関係 8名

・森林インストラクター関係 14名

5.講師:石井省三さん

6.概要

12月15日、日本野鳥の会・茨城県と共催で冬の野鳥観察会を実施しました。冬晴れの冷たい朝でしたが、飯田ダムの管理事務所前に参加者が集まりました。森林インストラクターで野鳥の会指導者の石井講師から開会の挨拶を頂き、観察会の予定を聞いた後、ダム湖一周の観察会をスタートしました。

ダム湖は笠間湖と名付けられ、湖岸の道は岸辺近くに降りる道と車が通れる道が断続しています。岸辺に降りる道にルリビタキが姿を見せ、カケスの声も聞こえました。遠い湖面にはカルガモ、カイツブリがのんびりと餌を探しています。遠くの為に双眼鏡で鳥を追いますが、デジカメでは倍率を高めても良い写真が取れません。野鳥の会の方や、一般参加者が持参のフィールドスコープを覗かせて頂き、鳥の可愛いしぐさも観察出来ました。空にはノスリが悠々と飛んでいます。

沢に渡された橋を幾つか渡ると笠間湖が眼下に広がって見えますが、水鳥の姿は少なく、左右の林に鳥影を追いました。

アオサギの姿やアオゲラ、ジョウビタキ、キセキレイが枝を渡る姿が見られました。ダムに戻る手前で空にはトビやオオタカが飛翔していました。石井さんから鳥の飛び方の特徴を図示して頂きました。また道の途中にキジバトの羽根がかなり落ちていました。羽根にも色々な特徴がある事を聞きました。

観察に熱が入り、ダムに戻ったのは12時を過ぎました。最後に全員で鳥合わせをしました。目で見た鳥は20種位でしたが、野鳥の会の方々は、鳴き声や鳥影等を含めて良く観察され総計32種となりました。野鳥の会・茨城県では6ヶ月間のお試し入会を勧めていました。石井さんの締めを頂いた後散会しました。

今後も、野鳥観察会を計画しますので、是非ご参加願います。

7.観察された野鳥

カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、トビ、ノスリ、コゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、アオジ

8.飯田ダムの案内

飯田ダムは笠間市の奥、那珂川水系の支流涸沼川流域に建設された補助多目的ダムです。県では環境保護と魚介類・鳥類・昆虫類の繁殖を目的に「生態系環境創造事業」を進めていて、バードウオッチングのスポットになりつつあるとのことです。日本野鳥の会茨城県では、10月〜5月の季節限定の観察会を実施し、野鳥の状況を時系列で把握しています。

(文・写真 杉山)

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開会挨拶
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森の入口で観察
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湖面の観察
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ダムと管理事務所
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参加者記念写真
最終更新日:2014年1月3日
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