「2012・近県合同観察会・中山風穴」
近県合同観察会を、昨年同様福島県で行いました。東日本大震災の影響が尾を引き観光地は軒並み訪れる人が減っています。福島県を応援すべく、多くの植物観察の候補地から、会員の推薦があった中山風穴を選定しました。再び福島会の藤田さんに連絡を取ったところ、快く計画を策定して頂きました。交流のある福島、宮城、栃木、神奈川、群馬の各県に案内を連絡したところ、5県で総勢14名の参加がえられました。
初日は特殊植物群落で有名な「国指定天然記念物・中山風穴」を訪れ、その夜は湯野上温泉の民宿で懇親を深めました。2日目は昨年訪れて好評であった新甲子遊歩道を再び訪れ、違った発見を楽しみました。今年も梅雨末期の不順な天気を心配しましたが、全員が晴れ男、晴れ女となり、2日間好天気に恵まれて、良い観察と交流が出来ました。
1.日程
平成24年7月4日(水)
白河市イオン集合〜西郷村文化センターで4台に分乗
下郷町・中山風穴の特殊植物群落の観察
湯野上温泉・民宿「扇屋」宿泊、夕食・懇親
平成24年7月5日(木)
朝食・記念写真後菅沼湿原等探し、「塔のへつり」見学
新甲子遊歩道・きびたきの森散策・観察
ペンション「はなのや」昼食後、文化センターで解散
2.参加者
(1)森林インストラクター茨城:林、高橋、塚本夫妻、山口、杉山、石崎夫妻(一般参加)の8名
(2)森林インストラクター会福島支部:藤田さん
(3)森林インストラクター宮城:大友会長夫妻
(4)とちぎ森林インストラクター会:合田会長、小川さん
(5)全国森林インストラクター神奈川会:菅原さん
総計14名(男性9名、女性5名)
3.中山風穴
座頭コロガシ展望台より | |
観察前の準備体操 | |
中山風穴案内図 | |
柵の上の写真ガイド | |
アイズシモツケ | |
オオタカネバラ | |
ヤナギラン | ベニバナイチヤクソウ |
ウサギシダかな? |
名前は、以前訪れた方から聞いていましたが、ネット等で特殊な植物群が観られるとの事で期待して車4台で現地に向かいました。途中西郷村の「座頭コロガシ展望台」に立ち寄り、大白森山、鎌房山の雄大な展望を眺めました。(右)
甲子トンネルを抜け下郷町へ入り、国道121号を会津に向け北上。下郷町中心街を抜け国道から細い道を登ると、10分も掛らずに中山風穴の駐車場に到着。ここで各人の自己紹介と、年配者が多いので、柔軟体操を各々行う。
ここから、第1〜第6迄の見学指定地があり、まずは第4指定地に向けて坂を下る。すでに冷気が漂う中、途中でここのガイドを担当されている方々と会う。中山風穴のパンフレットをもらい、若干説明を聞く。ネームプレートには「星・・・」の名前が沢山。
[中山風穴の地・特殊植物群落]パンフレット
中山をつくっている岩は柱状にひび割れて崩れやすく崖の下には崩れ落ちた岩くずが積もっています。岩くずの間の隙間は空気の通り道になっています。冷たい空気程重く、温かい空気をおしのけて下がっていきます。そして最も冷たい空気がいつも崖錐の底にあって岩屑を冷やし、水は夏でも凍っています。夏に入り込んだ空気も氷で冷やされて外気より重くなり、岩くずの間から噴き出します。こうした風穴が集まった所では、夏でも温度があがらず、ふつうには見られないシベリアの方の植物が群生しています。この群落は価値が高いという事から、昭和39年6月国の天然記念物に指定されました。
下がり切った第4指定地には柵とロープで囲まれた植物群落がある。柵の上にはそこで見られるベニバナイチヤクソウ、エゾカワラナデシコ、キバナイカリソウ、等の写真が貼ってあるが、残念ながらその他の草の奥にあるか、すでに花が終わっているか判断できないものが多い。
冷気のなか、100m程の道のりでも約1時間、観察に時間を掛ける。見晴らしのきく第3指定地ではアイズシモツケの白い花、オオタカネバラの赤い花が観察でき、崖では涼しい風に草花がそよぐ。何ヵ所かの大きな風穴で温度計を当てると-3°Cを示した。時間を掛けて観察を進めていたところ、先行グループからヤナギランがありますとの連絡。第6指定地の奥に群生していました。手前にベニバナイチヤクソウがわずかに花を残していました。
ここで見たウサギシダらしきものがウサギシダかどうか議論となり、帰ってから確認する事となりました。
戻りの道筋では崖に生えたタチゴケ、スギゴケ、ハイゴケ等のコケ類、シダ類の観察を一杯おこない駐車場に戻りました。
駐車場の横の展望台に元気のある女性陣は登り、良い景色が見えたそうです。
惜しみながら第一日目の観察会を終わり、すぐ近くの宿舎に向かいました。
4.民宿「扇屋」での夕食・懇親
宿舎の「扇屋」は湯野上温泉街に並んだ民宿群の中にあるこじんまり宿で、築180年以上の古民家風、4年前に瓦に葺き替える前までは「かやぶき屋根の下で、いろりを囲んでふる里の味と心」を売りにしていたそうです。冷風を感じる観察会でも汗をビッショリかいていて、すぐに温泉に。しかし弱アルカリ性単純泉の温泉は、55°C の源泉が入り、そのままでは入れず、水で薄める作業を余儀なくされました。
夕食は、古民家の大広間で、山の宿の料理をビール、日本酒と共に2時間近く懇談しながら楽しみました。50年以上前に笠間から嫁いできた女将さんも話に加わり、湯野上温泉では姓の8割はなぜか「星」姓だと、大内宿の話、我々インストラクター会の各県の活動、観察自慢等に話が弾みました。宮城の大友会長から、東日本大震災の津波で多くの海岸林の松が根こそぎやられたが、強い引潮に持って行かれたものが主で、海岸林再構築構想には疑問があり、これからの再構築に関して、森林インストラクター会も力を発揮してもらいたいとのご意見も頂きました。食事後は懇談室に集まり、2次会を、そして有志は寝室で3次会と時間の経つのを忘れた次第です。
翌朝、早起きの方は、渓谷まで下ったり、かやぶき屋根の湯野上駅を見に行ったりしました。早朝の風呂も霧が立ち上るのが見えて良いものでしたが、女性の風呂は冷たくて入れなかったそうです。従業員の対応も不評でした。女将さんだけは元気で、出発時の記念写真も宿舎を入れて撮ってくれましたが。
民宿「扇屋」記念撮影 |
5.塔のへつり
塔のへつり | |
新甲子遊歩道案内板 | |
阿武隈川源流の倒木 | |
何の木かな? |
第2日目も抜けるような青空のもとスタートしました。
会員から案内パンフレットにある、菅沼湿原のワタスゲ群生地を訪れたいとのリクエストがあり、向かいました。
しかし、道がはっきりせず、探索を断念しました。
次に、藤田さんが選んで下さった、天然記念物「塔のへつり」を訪れました。「へつり」とは、方言で「山に迫った断崖とか急斜面の事で、約100万年の歳月をかけ、浸食と風化を繰り返し、作り上げた天然の彫刻」だそうです。
川まで下って眺めた後、昨日来た道を戻りました。昨年御厄介になったペンション「はなのや」に到着。
6.新甲子遊歩道・キビタキの森散策・観察会
昨年好評だった新甲子遊歩道をじっくりと観察しました。今年台風4号でかなり歩道が傷み行程は半分に短縮して、ルートも一部変え、キビタキの森を追加しました。
木の階段も補修中で、河原には倒木が多く、阿武隈川源流にふれることは出来ませんでした。
そんな中でも、あちこちで観察、談林が始まり、時間を掛けました。ホタルブクロ、ルイヨウボタン、ノブキ、ツルアジサイ、カヤ、エンレイソウ、オヒョウ等々。シダやコケも沢山見られました。
7.ペンション「はなのや」・昼食
ここも小さい温泉があり、汗をかいた方は温泉でサット汗を流しました。待っている間に、お店特製のシホンケーキの提供もあり、そうこうしているうちに頼んだざるそば、山菜そば、タンメン、ラーメン等々が次々と出てきて、空いた腹を満たしました。コーヒを飲んで帰路に。西郷村文化センターに着き、2日間の好天と、藤田さんの案内に感謝して解散しました。
8.終わりに
帰りの東北道で極一時雨がありましたが、梅雨の晴れ間での観察会が無事に出来ました。これも参加の皆様のご協力のおかげと感謝します。来年度もまたどこか場所を選んで、近県合同観察会は継続して行きたいと思います。
(文 :杉山正夫 )
(写真:山口 杉山)
9.参加者の感想
今年度は、初参加のお2人に感想をお願いしました。
◎とちぎ会 合田さん
だからおもしろい研修会
とちぎ森林インストラクター会 合田 美津子
今回、興味ある噂の風穴での研修会、期待に違わないモノでした。
地中は10°C前後と思っていたのに、参加者のお1人が温度センサーをかざすとマイナス3°Cを示すところがあってビックリです。すぐ、プラスに変わり、それでも入口付近は3〜5°Cです。中は氷の洞窟になっているのでしょうか。氷は減らず供給されているのかとか、冷風は吹きだしているのか地上が吸いだしているのか不思議でした。
おりしも重さの原因物質ヒッグス粒子の存在が確実視された報道があった日でしたので、幼稚な好奇心が刺激されたのかもしれません。そのエネルギー源は何だろうなどと余計な事も考えられるペースと高低差で不具合の多い中高年にはありがたく、実に面白い緑の楽園でした。
藤田さんのリストを見ながら、見極めのポイントなどを思い出してはこぼれる記憶が多く悲しいですね。リストにあったサワダツ、アクシバなど鳩待峠から尾瀬ヶ原に行く道で初めて知った植物でした。が、会津は尾瀬に近いのですね。環境も似たところが多いのでしょうか。また、シロトチもリストにありました。種名としてではなく材としての区別のようですね。明治15年仙台で植林された良質の材で大正後期以降は仙台営林署(旧宮城大林区署)が管理していたとネットに載っていました。さすがに宮城の方は詳しいと感心しました。そういえば、研修場所の選定も見事ですが、参加者のマニアックな事も特筆に値します。
葉柄の毛が多いの、ミミズバレの木肌がどうの、口での渋みが違うだのと嬉々として夢中になれる種族も絶滅危惧種かもしれませんね。だから何なんだと言われそうですが、だからおもしろいんでしょと。どうぞ生命力の長い絶滅危惧種でいてほしいと願っています。
最後にお声かけしていただいた茨城県の会員の皆さま、案内して下さった藤田さん、そしてのめり込んで語る皆さま楽しい研修会をありがとうございました。来年は日光でお会いしましょう。
◎一般参加・石崎さん
「中山風穴と阿武隈川源流の森を訪ねる」に参加して
「風穴」というなんとなく冷気漂う怪しげでロマンチックな場所を想像して、夫を誘い申し込んだ。「中山風穴」は標高5〜600mという低い山なのになかなか見られない高山植物、シダ類、コケ類が見られるというので楽しみに出かけた。
今回は欲張らずにめずらしい高山帯に分布するというオオタカネバラ(大高嶺薔薇)、傷や虫刺されに効く薬草であるというベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)、ヤナギラン(柳蘭)、絶滅危惧植物といわれるウサギシダ(兎羊歯)、イワダレゴケ(岩垂れ苔)にしぼって探し見つけて観察し、写真を撮ることを目標とした。
結果的にはウサギシダ(兎羊歯)を除いて実物を観察することが出来てうれしかった。
オオタカネバラ(大高嶺薔薇)はすでに花の時期が過ぎてしまい花は1〜3輪しか見つけることが出来なかった。花はピンク色で3〜4cmぐらいの小さな5弁花で触ると今にも落ちそうであった。すでに咲き終わったところには紡錘形の実がなっていた。北海道で見られるハマナスの花に似ていた。
ヤナギランの群生 |
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)、ヤナギラン(柳蘭)、絶滅危惧植物といわれるウサギシダ(兎羊歯)、イワダレゴケ(岩垂れ苔)はなかなか見つけられなかった。と言うのには今回は森林インストラクター会員の近隣合同観察会であったので中山風穴到着時より「これは何の樹木だ」「花だ」「苔だ」「羊歯だ」と専門家として、時にはお互いの意見がかみ合わず喧々諤々の観察なのでなかなか前に進まない状況だった。素人の我々は会員の皆様にはついていけないのであきらめて先に進み、最後の第6特殊植物群落地で念願のベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)、ヤナギラン(柳蘭)の群生に出会えることが出来た。ヤナギラン(柳蘭)は「花の百名山」でも紹介されているとおり群生であると森の緑によく映えてとても美しかった。ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)は見落とされてしまいそうな小さなピンクというより紅を帯びた優しい花をうつむくように多数つけていた。蕾が多数ついていたと思っていたのは会員の方から花が終わった実であることを教えて頂いた。最後の絶滅危惧植物といわれるウサギシダ(兎羊歯)を会員の方たちと探したが、目の前にある羊歯がそうであるかどうか、なかなか意見が一致せず決定できなかった。
初日の夕食後の懇談では3・11の震災での松林の被害が津波の引き返し時の家屋による被害で流されたとのお話や瓦礫の山から「命を守る森」プロジェクトの危惧、おかしさの指摘は、森林インストラクターの方々の専門家としての博識と見識には驚いた。
特に女性の出で立ち(下駄と長靴)や何でも知っている博学には頼もしく感じた。
最後になりましたが、専門外の我々に親切にいろいろと気を遣って下さった会長さんはじめ福島、栃木、宮城等の皆様にはお世話になりました。特に現地までの車に同乗をお願いしました山口さんには特に感謝申し上げます。ありがとうございました。
(石崎 輝子 記)
10.観察した植物
多くの観察を行い、参加の皆さんそれぞれ異なった目で記録をつくられています。藤田さんと林さんの観察記録を代表で掲載します。
◎藤田メモ(藤田さんが知らなかった植物達に関する記録から、植物名のみ抜粋)
◎中山風穴
[草本類] ヤナギラン、ミヤマハタザオ、ホタルブクロ、カワラマツバ、ヤマゴボウ、クルマムグラ、サイハイラン、コナスビ、クサノオウ、キンミズヒキ、ノコギリソウ、アヤメ、イカリソウ、ヒトリシズカ、ナツノハナワラビ、ムカゴイラクサ、タイミンガサ、ミヤマイラクサ(アイコ)、ヤマタツナミソウ、イガホウズキ、ツリフネソウ、ヤナギラン、ベニバナイチヤクソウ、ウメガサソウ、ダイコンソウ、シオデ、等々
[木本類] ウグイスカグラ、フサザクラ、オオタカネバラ、アイズシモツケ、ベニバナツクバネウツギ、クロズル、ミツデカエデ、キブシ、ヤマナラシ、ウワミズザクラ、ノリウツギ、ハナイカダ、アワブキ、ウリノキ、エンコウカエデ、レンゲツツジ、オニグルミ、ガマズミ、バイカウツギ、ネジキ、ミヤマザクラ、オノオレカンバ、マタタビ、ウツギ、ウコギ、ヤマナシ、等々
◎新甲子遊歩道
[草本類] アシボソ、クルマバハグマ、オクモミジハグマ、クサアジサイ、トリアシショウマ、アカショウマ、タイミンガサ、ユキザサ、テンニンソウ、ヤグルマソウ、ウマノミツバ、トチバニンジン、スミレサイシン、ルイヨウショウマ、サラシナショウマ、ネコノメソウ、ルイヨウボタン、セリバオウレン、ミヤマカラマツ、等々
[木本類] エゴノキ、シロヤシオ、オトコヨウゾメ、トウゴクミツバツツジ、マルバマンサク、アズキナシ、バイカツツジ、ムラサキシキブ、アカシデ、コアジサイ、ミズメ、シラキ、ヤマアジサイ、クマシデ、アオダモ、サワグルミ、ケヤキ、ウダイカンバ、ナツツバキ、シナノキ、サワシバ、サワダツ、アワブキ、ガマズミ、フサザクラ、シロトチ(材)、チドリノキ、ナガバノコウヤボウキ、コブシ、ヤマボウシ、ウダイカンバ、サルナシ、オヒョウ、ハナイカダ、ツリバナ、イヌザクラ、等々
◎林メモ
シダ類 | 蘚苔類・地衣類 | ||||||||
中山風穴 | 新甲子遊歩道 | 中山風穴 | 新甲子遊歩道 | 備考 | |||||
1 | イノデ | ○ | ○ | 1 | アカイチイゴケ | ○ | |||
2 | イヌガンソク | ○ | ○ | 2 | イワイトゴケ | ○ | |||
3 | イヌシダ | ○ | 3 | ウメノキゴケ | ○ | ○ | 地衣類 | ||
4 | イヌワラビ | ○ | ○ | 4 | ウマスギゴケ | ○ | |||
5 | イワデンダ | ○ | 5 | エビゴケ | ○ | ||||
6 | ウサギシダ | ○ | 6 | オオウロコゴケ | ○ | ||||
7 | ウスヒメワラビ | ○ | 7 | キゴケ | ○ | 地衣類 | |||
8 | オオバノイノモトソウ | ○ | 8 | キヨスミイトゴケ | ○ | ||||
9 | オウレンシダ | ○ | ○ | 9 | ケチョウチンゴケ | ○ | |||
10 | オシダ | ○ | ○ | 10 | コアカミゴケ | ○ | 地衣類 | ||
11 | キジノオシダ | ○ | ○ | 11 | コスギゴケ | ○ | ○ | ||
12 | キヨタキシダ | ○ | 12 | コツボゴケ | ○ | ○ | |||
13 | クサソテツ | ○ | ○ | 13 | コバノチョウチンゴケ | ○ | |||
14 | クジャクシダ | ○ | ○ | 14 | コホウオウゴケ | ○ | |||
15 | コケシノブ | ○ | 15 | シッポゴケ | ○ | ||||
16 | シケシダ | ○ | ○ | 16 | ジャゴケ | ○ | 苔類 | ||
17 | シケチシダ | ○ | 17 | スギゴケ | ○ | ○ | |||
18 | シシガシラ | ○ | ○ | 18 | タチゴケ | ○ | ○ | ||
19 | ジュウモンジシダ | ○ | ○ | 19 | ツメゴケ | ○ | 地衣類 | ||
20 | ゼンマイ | ○ | ○ | 20 | トサホラゴケモドキ | ○ | |||
21 | トラノオシダ | ○ | ○ | 21 | トヤマシノブゴケ | ○ | ○ | ||
22 | ナツノハナワラビ | ○ | 22 | ナガヒツジゴケ | ○ | ||||
23 | ナライシダ | ○ | ○ | 23 | ネズミノオゴケ | ○ | |||
24 | ヌリワラビ | ○ | 24 | ハイゴケ | ○ | ○ | |||
25 | ハシゴシダ | ○ | 25 | ハネヒツジゴケ | ○ | ||||
26 | ハリガネワラビ | ○ | ○ | 26 | ハミズゴケ | ○ | |||
27 | ビロードシダ | ○ | 27 | ヒノキゴケ | ○ | ||||
28 | フクロシダ | ○ | 28 | ヘリトリゴケ | ○ | 地衣類 | |||
29 | ヘビノネコザ | ○ | ○ | 29 | ホソバオキナゴケ | ○ | ○ | ||
30 | ホソバシケシダ | ○ | ○ | 30 | ミズシダゴケ | ○ | |||
31 | マメズタ | ○ | ○ | 31 | モジゴケ | ○ | ○ | 地衣類 | |
32 | ミゾシダ | ○ | ○ | 32 | ヤリノホゴケ | ○ | 地衣類 | ||
33 | ミヤマイタチシダ | ○ | |||||||
34 | ミヤマクマワラビ | ○ | ○ | ||||||
35 | ミヤマベニシダ | ○ | |||||||
36 | ヤマイヌワラビ | ○ | |||||||
37 | リョウメンシダ | ○ | ○ | ||||||
38 | ワラビ | ○ | ○ |