まちの木たんけん! レポート
恒例の夏休みの子供向けイベント、今回はつくば市の同峰公園で行いました。
今回は、近隣の小学生たちだけでなく、牛久や取手などからも子どもたちが来てくれて、そして親御さんも家族で一緒に楽しめた、賑やかで楽しく明るいイベントになりました。
まず公園では、「トトロの木」でみんなが知ってるクスノキの大きさを測ってみよう! と、実際に胴回りと高さをみんなで測ってみました。みんなその大きさに驚いていたね。
つぎに、公園の森の地面にもりあがった「もぐら塚」を掘って、モグラの穴探しと穴の大きさを測ってみました。こんな身近な野生動物の生活のあとが体験できて、みんな面白そうだったね。そして1分と時間を決めて、地面の「宝物さがし」。たとえばチョッキリが落としたどんぐりや鳥の羽根、きのこなど、1分でもいろんなものが落ちてたね。
それから、道の両側に生えてる木の肌を、クレヨンで写し取る「木の肌アート」。みんな夢中で写し取ってたね。木の種類でぜんぜん模様がちがっていたね。
つぎに、二宮公民館までみんなで歩いて行って、さっき見た木の葉っぱや実、木の枝を使った、「自然のめぐみの額縁(がくぶち)」作りをやりました。その出来上がりに、はっきりいってわたしたちインストラクターがびっくり! 段ボールの厚紙に、自然の素材を飾ったり、葉っぱを写した紙を切り取って飾るだけだけど、ほんとうに1人1人がちがっていて、とってもきれいで楽しくて、感動してしまいましたよ!なかには、親子で一緒に作った作品などもあって、皆さん、すごく工夫していました。
こんな身近な自然の中を歩いても、どこにでも見つかる自然の素材を使っても、家族で楽しめる、それが何よりわたしたちの体験してほしかったことです。でも、参加者の皆さんの楽しんでる様子、自然を見る・工夫する姿は、はっきりいってわたしたちの想像を超えていました。
ぜひまた楽しいイベントを企画するので、ご家族で楽しく参加してください!
(記:インストラクター平井)
トトロが住んでいるという「クスノキ」の下で。
木の高さってどうやって計るのだろう!こんな質問に「動物みたいに木によじ登って」、「えーっと?」
測桿の代わりに印を付けた棒を使って目測で計りました。「なるほど、納得!」親子で勉強しました。
4cm、5cmってなんでしょう?「アズマモグラ」、「コウベモグラ」の穴の大きさでした。深さも違うのでしょうか?疑問が残りました。
メタセコイアとカツラの中でフィットンチッドを感じながら、自然の中の宝さがし、さあ何が見つかるのでしょう?マットの上には葉っぱの下に隠れていた、ドングリ、セミの抜けがら、鳥の羽、キノコ、たくさん並びましたね。
次は木の肌のボコボコ、ツルツル、スベスベ、葉っぱや木の名前も覚えました。鉛筆も上手に滑らすことができました。
最後には木の枝などを使って思い思いの飾れる額を作りました。楽しい工作の時間を思い出しました。木の実を沢山使ったり、枝で昆虫に挑戦したり、または立体的に作った子、親子での合作、みんなとてもステキに出来上がりました。今頃、お家のどこにかけられているのでしょうか。ちょっと嬉しいです。
(記:インストラクター粕田)