「森の木たんけん 〜秋の森で葉っぱや木の実の不思議を見つけよう!〜」レポート
11月29日(土)、今年度2回目の「森の木たんけん」を牛久自然観察の森で実施しました。 秋の自分たちの手作りのイベントとしては、今回が初めてです。 今回も、野外観察と体験をメインとして、子どもたちが楽しんで印象に残るものを心がけました。子どもたちはぜんぶで16名、親御さんも一緒に参加されてとても賑やかなイベントになりました。
今回は、つぎの4つのイベントをオリジナルとして行いました。
1.木のシルエットクイズ
コース上にあるどの木かを、配られた葉っぱや木の実のついたシルエットカードで観察しながらあてていくゲーム。直観的なものが多いですが、なかにはシルエットだけでは難しいものもあったようで、コースを行ったり来たりしていた子もいましたね。
2.土の虫さがし
森の中の土には、秋になってもいろんな虫やそのほかの生き物がいることを、土を掘りながら見つけていくイベントでした。小さな線虫やフナ虫の仲間などを見つけた子もいたね。みんな、土の中にはミミズやカブトムシの幼虫だけでないこと、なんでこんなにいるのか、わかってくれたかな?
3.森のかくれんぼ探し
木の中や地面、木のはだなどに隠してある虫のおもちゃなどをいくつ見つかられるかな? というゲームです。みんな夢中になっていましたね。食べ物を探す鳥の気持ちになれたでしょうか?
4.最後に、ネイチャーセンターで、種をとばそう、をしました。
いろんな木の種の本物を飛ばしてみて、その落ち方の違いがよくわかったようでした。そして、種の落ちた場所によって、1つだけ紙で「作る種」が決まって、それを作って飛ばして見ました。本物そっくりの飛び方にびっくりしていました。
最後にまとめの話と、アンケートを書いてもらって終了です。 みんな、「面白かった!」と言ってくれて、インストラクター達も本当によかったと思いました。
文・写真 平井希一