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「筑波山の森で夏の昆虫を探そう」実施報告

筑波ふれあいの里で夏の昆虫を探す観察会を7月26日に実施しました。梅雨明け後の晴天で朝から気温も上昇し28℃になっていましたが元気な小学生とご家族の皆さまにお集まりいただき、予定どおり9時より実施しました。

猛暑の中で事前に体調不良など2家族5名の不参加連絡があり、一般参加者8名と会員3名の少人数での密な観察会となりました。

事前に資料やコース、安全面とハチの注意点、昆虫の探し方、観察の仕方を説明後、各自捕虫網と虫カゴを持ち、昆虫探しを開始しました。

昨年とは逆のコースをとって新しい観察場所を追加し、最初はクヌギの林ヘ下りながら向かいました。オニヤンマも低く飛び、虫を捕らえる瞬間を見たりしながら、何とか捕れないかと挑戦しますが早い飛翔でなかなか捕れません。気温も上昇しているためオニヤンマも高めに飛んでいたためです。

水路沿いを下りながら、オオシオカラトンボを捕らえ、シオカラとの違いなど特徴の説明。トンボの翅の押さえ方を説明したり、昆虫を捕らえる網の使いかたも説明。

日蔭の多いクヌギ林に入りましたが、目立って大きな昆虫がいないため、草地のある場所に移動するとチョウ類が出はじめ、バッタの幼虫も飛びだし、徐々に皆さんが捕虫網を振りながら夢中に追いかけ始めました。次に水辺のある又次沢の中流に移動し、ミヤマカワトンボなどを待ちましたが、いつも必ず観察できる場所にもかかわらず、今回は現れず残念。

次に最後のコースである開けた林縁にクヌギやコナラなどが多い雑木林と広く開かれた草地に向かいました。この場所は昨年は多数の昆虫が観察でき、皆さんが夢中で追いかけ探し出した草原でしたが、昼前頃で気温も日陰でも30℃で草原は35℃まで上昇。暑さで探す皆さんも木蔭で休憩をとりながら探しましたが、チョウはジャノメチョウが大型の方でなかなか他の大型の昆虫が出現しませんでした。甲虫類も大型のものは見当たらず、草原も草刈をした後のため、バッタ類もまだ幼体のため目立たず、少ない方でした。

最後に日蔭に腰かけて用意した冷たい水やドリンクと氷で水分補給休憩後、皆さんが捕らえた虫かごの中の昆虫類を一匹ずつ出し、昆虫の名前を紹介しながら、森に放してあげました。皆さんで探しだした昆虫類の数は30種類程度で昨年の60%位の出現でした。参加者数も少なく、多くの目で探せなかったことと、猛暑のため、昆虫も日陰などで休んでいたようです。

次回は時期を少し遅くし、暑さにも慣れて、昆虫も成長し大型になった時期に暑さ除けの場所や涼しい屋内などを利用しゆっくり昆虫を観察して確認する企画内容にしたいと思います。

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(文:Y 写真:S)

最終更新日:2014年9月13日
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