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花貫渓谷植物観察会 実施報告

場所: 高萩市花貫渓谷

会員研修会:

日時 2014年5月10日(土) 9:30~14:00  

参加者6名(正会員2名、準会員:4名)

一般参加者募集:

日時 2014年5月17日(土) 9:30~13:00

参加者6名(一般3名、会員3名)

観察コース:

大能駐車場(国道461号)→土岳登山口駐車場周辺→花貫川を渡って山側ハイキングコース→汐見滝吊り橋→吊り橋下の河原、昼食→花貫川沿いの車道→小滝沢キャンプ場→土岳登山口→大能駐車場

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両日とも晴天に恵まれ、初夏を思わせる暑さの中での観察会となった。土岳登山口駐車場付近大木にはイヌケゴケ、イワイトゴケが着生し、地上には大きなコツボゴケの群落があり、イネ科のムカゴツヅリも見られた。山側のコースではタニギギョウがまだ咲いていが、トウゴクサバノオは既に“鯖の尾”になっていた。汐見滝吊り橋を渡って河原に降りると、大木にはヒカゲウチキウメノキなど地衣類、コツボゴケやクラマゴケモドキなどコケ類、またウチワゴケやヒメノキシノブのシダ類が着生しており、豊かな自然環境を思わせた。岩場にはリボンゴケ、ネズミノオゴケ、エビゴケなど目視で同定できるコケ類もあった。渓流にはナルコスゲの群落が、近くにはミヤマカンスゲなど大型のスゲもあった。新緑に囲まれ、渓流の音を聞きながら昼食。帰路は花貫川に沿って車道沿いに観察を行った。秋の紅葉の名所だけあって、イタヤカエデ、ウリカエデ、ヒトツバカエデ、ミツデカエデなどのカエデ類、クマシデ、サワシバ、アカシデなどのシデ類が多く見られた。岩場にはコケシノブ、フクロシダ、ヒメスゲ、アズマスゲなどが生育していた。道路のガードレール横にはフタバアオイやラショウモンカズラも見られた。今回の観察会では、開花中の花は少なかったが、多くのシダ類、スゲ類、コケ類を見ることができ、短い距離の割には充実した内容になった。

(文:MT、写真:YY)

最終更新日:2014年5月29日
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