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コケ類・地衣類を楽しむ植物観察会 実施報告

日時:2013年3月23日(土)9時30分〜12時

場所:茨城県植物園    参加者:14名

普段目にしているがつくづくと観察したことのない植物、それがコケ類と地衣類でしょう。特に、地衣類に至っては、地衣類という名前そのものもが初耳の方も多いでしょう。今回はこれら、"相手にされていない存在の植物"、コケ類と地衣類にスポットを当ててみました。

9時30分、園内の展示室前に集合。担当の高橋がコケと地衣類について簡単に説明。その後、展示室前の立木や芝生の地衣類、コケ類を観察しました。

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ウメノキゴケの裂芽が見えるかな?足元にはハイゴケ、コツボゴケ

岩石圏には大きな岩や渓流が配置されており、山地の岩や渓流でしか見られないコケ類、地衣類も見られ、絶好の観察スポットです。

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乾燥したスナゴケに霧吹きすると
たちまち葉が開き、驚きの声!
渓流に生えるコケもある

芝生広場の大木にあるのはヒナノハイゴケか?と思いきやミノゴケであり、また樹林帯のカシの木にはウメノキゴケか?と思いきやハクテンゴケでした。肉眼でのチョット見だけでは同定を誤りそうな種類もありましたが、ルーペで見れば違いは一目瞭然です。顕微鏡観察できなかったのが残念ですが、見慣れた日常の風景とは一味違ったミクロの世界を楽しんでいただけたことと思います。

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山地の岩に着生するコケ、地衣類もある美しい地衣類・コアカミゴケ

(観察されたコケ類)ハイゴケ、ケギボウシゴケ、エゾスナゴケ、ヒナノハイゴケ、コツボゴケ、ナミガタタチゴケ、ジャゴケ、ナガバチヂレゴケ、カラヤスデゴケ、イワイトゴケ、アオハイゴケ、ツクシナギゴケ、トヤマシノブゴケ、ミノゴケ、チヂミカヤゴケ など。

(観察された地衣類)ウメノキゴケ、キウメノキゴケ、マツゲゴケ、コフキジリナリア、チャシブゴケ属、キゴケ、ツブダイダイゴケ、ロウソクゴケ、モジゴケ科、レプラゴケ、ハクテンゴケ、ヒメレンゲゴケ、ヒメジョウゴゴケ、クズレウチキウメノキゴケ、ヘリトリゴケ、コアカミゴケ など。

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好天にも恵まれ、ミクロの世界を楽しんできました

(文 高橋、写真 杉山)

最終更新日:2013年3月30日
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