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「森の木たんけん」実施報告

1. 日時:平成24年8月25日(土)朝9:30〜13:00気温34°C(樹木下で28〜29°C)

2. 開催場所:つくば市高崎自然の森(観察コース:四季の森等5ヶ所)

3. 参加人数:小学生と幼児とその保護者など4名、会員、準会員4名の8名

夏休み最終の土曜日でしたが、まつりつくば等のためでしょうか、少ない参加者で開催しました。

当日は朝から30°Cの猛暑の中、初めて参加の方もあったため、30分程度の遅れで開始しました。

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今回の一番のテーマは「20種類の樹木の葉っぱ当てクイズに挑戦」でした。事前に樹木の特徴の説明板を取付けたコースで5ヶ所を案内し、約2時間かけて観察や学習をしました。また、子供昆虫博士のような昆虫大好きの小学生と母親の2人組に、途中で発見した昆虫類のリスト作りをお願いし、ゆっくり「たんけん」しました。

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小学5年生が、オニヤンマを捕って幼児に見せたり、オオカマキリの顔を近くで見せてみんなで感激?驚いたり、たくさんのマダラマルハヒロズコガの終齢幼虫を大人に見せて説明してくれました。また、クツワムシの褐色型や8mm程の小さなクリシギゾウムシを発見したりと、普段気付かないような小さな生きものに感動しながら回りました。他にも、クスノキの近くをアオスジアゲハが産卵のため飛び回っていたりして、昆虫類だけで42種類以上も観察できました。

途中、数回木陰で休憩と水分補給をし、熱中症対策もしながら約2時間の「たんけん」を終えました。

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休憩所に戻ってから、樹木の枝付の葉を番号順に並べて、葉っぱ当てクイズに挑戦しました。約30分で答えを記入後、正解を発表し、何問できたか答えていただきました。正解数は20問中17問から8問までと開きが出ました。

一番間違いが多かった樹種はクリとクヌギでした。クヌギには実がついていましたが間違いが多く、、一方、手元で良く観察できた、特徴がはっきりしている葉は正解が多かったという結果になりました。今後の樹木説明の参考になりました。

昨年同様、葉っぱ4種類の匂い当ても実施しました。

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最後に、葉っぱのクラフト作りに挑戦。時間がなくなったので急ぎ足の制作でしたが、皆さんが好みの葉をラミネネートしてウチワやシオリを作り、土産としました。

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「木の葉の蒸散量」は時間遅れのため終了までに確認できませんでしたが、約3時間前に3種類(シラカシ、コナラ、ヒノキ)の枝葉にビニール袋(90L)をかけて調べた蒸散水量は、事前に調査した時より少なめの約80〜100cc程度でした。ビニール袋にはいっぱいの水滴がついていました。

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少人数でしたがゆっくりと勉強や発見をしたり作品を作ったりして、もりだくさんで時間オバーしたものの、楽しい「森の木たんけん」でした。

次年度の夏季のイベントは、お祭り行事と重ならないような日程や、夏休み期間は平日の方が母子参加しやすいこと等を考慮し、日時、場所を設定したいと思います。

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文:山口良幸

最終更新日:2012年9月23日
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