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「街の木たんけん」レポート

2011年6月26日(日)の「街の木たんけん」では、つくば市中央公園から西側の地区を歩きました。

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図書館前の通りの両側はケヤキ並木です。ケヤキはつくば市の木になっていますが、それでは茨城県の木は? この質問をすると「バラ」という答えが返ってくることが多いのですが、今日参加してくれた昆虫少年は「ウメ」と正解を言ってくれました。虫だけじゃなくて、木もよく知ってるんだね。

イスノキには葉にたくさん虫こぶがついていましたが、どれも穴が空いていて中のアブラムシは出ていってしまったようでした。でも、実がついているのを見ることができました。そして、少し先の別のイスノキでは羽の生えた成虫が残っていました。

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今回はいろんな<どんぐり>の赤ちゃんが見られましたが、まず出てきたのはシラカシでした。今年の春に咲いた雌花が小さいどんぐりになっていました。コナラも同じように小さいどんぐりをつけていました。クヌギも今年の春にできた小さいどんぐりをつけていますが、去年できたどんぐりの子供が大きくなり始めているところでした。マテバシイは今ちょうど花が咲いているところで、クヌギと同じように少し大きくなり始めた去年のどんぐりもつけていました。シラカシやコナラはその年の秋に大人のどんぐりになって落ちますが、クヌギやマテバシイは次の年の秋までかかるんですね。地面には秋に落ちたどんぐりから伸びたばかりのクヌギがたくさん見られました。

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クリもまだ花が咲いていました。雌花の柱頭が3箇所から出ていて、これがイガの中の3個の栗の実になるんですね。

このほか、中央公園ではモッコクのつぼみ、ヤマモモの実、クサギの葉っぱの臭い、リョウブのつぼみを、団地内ではアキニレの樹皮、トチノキの葉っぱと冬芽、ナツツバキの花と樹皮、ハナミズキの実、コブシのでこぼこした実、カキのまだ青い実、ビワのおいしそうな黄色い実を見て歩きました。

始まる前に雨が落ちてきたので少し心配しましたが、間もなく止んでしまい、暑い日差しに照りつけられることも無く、この季節としてはよい日和でした。

(文 平岡博)

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最終更新日:2011年7月14日
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