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「第3回林業研修会」の報告

大変暑い日で皆さん汗まみれの中を下刈りと枝打ちの林業研修を無事故とは言えませんが無事に終了しました。参加者各位に感謝し研修内容を報告いたします。

特に今回の研修では私や参加各位にとって始めての重大なアクシデントに遭遇しました。ここに反省を込めて今後の参考にして頂きたく文末に詳細内容を記述いたします。

1.実施日時   7月13日(日) 午前10時から午後3時まで

2.研修場所   久慈郡大子町高柴 奥久慈憩いの森園内

3.参加者

8名が参加しました。

4.研修内容

1)安全講習

始めに管理事務所で、森林内の安全作業と下刈りや枝打ちの基本作業を解説。

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2)下刈り

午前中は昨年と同じスギの林で下刈りやツル切りの林業体験を実施しました。自分の身長程に成長した草や潅木を自動仮払い機や大鎌などを使用しての作業でした。このスギは生長の良い木で下草や潅木とは明確に区別できましたが、たった一度だけでしたが大きな声が「アッー!」と聞こえました。きっと誤伐があったのでしょう。その後何ごともなかったので安心して作業を継続しました。とにかく下草や潅木との戦いと言うより暑さと限りなく蒸し暑い湿度との戦いに終始しました。

3)枝打ち(午後)

枝打ちに適当な樹木が少なかったことや安全作業に道具が不十分なこともあり、皆さん監視の中で代わる代わる枝打ちの研修をしましたが、今回始めて枝打ちを経験しました皆さんは初心者とは思えない作業姿勢 に経験者は全員「ビックリ!」しました。

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5.アクシデントに遭遇

下刈りの研修を始めてほぼ1時間経過した頃、突然参加者のT氏が草むらから飛び出してきました。一瞬何が起きたのか判りませんでしたが手を押さえていました。何か黒い蜂のようなものが突然大鎌の柄を伝わって軍手の上から刺したようだと。その直後にスズメバチが頭上を飛んできたので間違いなくスズメバチの攻撃でした。

刺されたT氏が言うことには、刺された直後はとんでもなく痛かったそうですが、直ぐに痛みは和らいだけれど、腫れは5分ほど手首まで拡がってしまった。沢で刺された辺りを水洗いして、インセクトポイズンリムーバーで蜂毒を吸引したが出なかった。直ぐに救急病院へ行き手当てをしてもらい、午後は“安静に”とドクターの指示があったそうです。しかし血気盛んな若者(?)だったのか、若いことで回復が早かったのか、(内緒の話ですが)午後の枝打ちも難なくこなしました。私達の始めての経験が良かったのか悪かったのか各自その思いを腹の中に収めて、「無言」。

翌日には全く問題なく回復したそうでヤレヤレの経験でした。特に痛い思いをしたT氏には申し訳ないですが今後の教訓にしたいと思います。

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*以下にスズメバチの蜂刺されの処置等へのリンクを掲載しました。充分注意しても防げるとは言い難いのですが、アクシデントに遭った場合の対処法として留意しておけば、安全な作業・観察に少しでも役にたつと思いますので参考にして下さい。

2008年7月   報告 林 聰一郎

最終更新日:2008年7月25日
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