「花や自然を写真で楽しもう」イベントのご報告
開催日時:2016年5月22日(日)13時〜15時30分
場所:筑波実験植物園
参加者20名(大人18名、子ども2名)、スタッフ5名
昨年に引き続き、今年も同じイベントを、同じ季節・場所で開催しました。今年は、朝日新聞(茨城マリオン)にイベント情報を掲載したため、これを見て参加された方が多かったです。そのため、参加者15名と昨年の2倍以上の申込みがあり、大変盛況な一般向けイベントになりました。
今年は、デジカメの使いこなしについてあらかじめアンケートを採り、詳しくない方向けには植物を撮るために基本的な使い方を、イベント前に覚えて頂いて、準備を整えました。ただし結構写真歴が長い方や、機材も一眼レフや三脚をご持参の方など、大変熱心な方が多かったです。
はじめに、会長およびスタッフの挨拶後、私の樹木の花などの作例をiPad画面でご紹介しつつ、撮影に行く前のポイントをお話しし、イメージを持って頂きました。
その後、撮影コースに向けて出発!ちょうど花が見頃の樹木や草本類の前で、まずスタッフがその特徴や生態のお話しなどをした後、その特徴や美しさを引き立てる撮影のポイントを解説し、皆さんで撮影して頂きました。ちょうど、ヤマボウシやシャリンバイ、ウツギなど白い樹木の花が見頃で、その白い花を引き立てるような撮影ポイントなどをお話しましたが、皆さんそれぞれの視点でも撮り方を工夫されていた様でした。草本ではシランやアヤメなどが花の見頃で、縦構図や前後の背景を活かした撮り方など、いろいろなアングルから撮影してみることをお奨めしました。皆さん、熱心に撮影されていて、1時間半の現場での時間はあっという間に過ぎました。
コースから戻ってきて、希望者4名ほどの写真の入ったメモリーカードを一度お預かりし、ノートPC画面で紹介しながら、良い写真のポイント、もう少しこうしたら更に良くなるなどのお話しをさせて頂き、イベントを振り返りました。
最後に参加者の方々に感想を聞いたところ、皆さん面白かった楽しかったと言われてスタッフ一同良かったと思うと同時により一層意義のあるイベントにしたいと感じました。今回、親子の方の参加もあったのですが、お子さんが楽しかったと言ってくれました。お父さんも、子どもに自然に興味を持って貰うきっかけ作りにと思って参加されましたが、そのような機会になれば、私達としてもうれしい限りです。今後も親子の方も楽しめるイベント作りにも励みたいです。
(文:平井)